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医療制度改革・・・『改革』??

「改革」をお題目に、いろいろと来年の医療制度の改定のニュースが連日報じられていますが・・・。患者負担を増やす話しや、診療報酬を減らす話しだったり・・・なんか、お金の話ばっかりじゃありませんか?
小児科不足の問題とか、今度は産婦人科医が少なくなってる事とか、年金が少なくて安心して医者にかかれないとか、寝たきりの老人をどうするのかとか、災害時の医療体制とかその際の費用とか、複雑過ぎる診療報酬体系とか、国際的に見ても高過ぎる薬の値段とか、問題はいっくらでもあるんですけど。
いくら規制改革委員会の長が「サラ金業者」だからって、お金の話に始終してて、それで「改革」だってのは、ちゃんちゃら可笑しいんですけど。

そもそも、医療保険を一つの財布に喩えると。収入になるのは、患者負担(保険料と窓口負担)と、税金。支出に当たるのは、診療報酬。
で、今回、患者負担を増やして診療報酬を減らすって事は・・・、ん?

 患者負担↑ + 税金 = 診療報酬↓

なんですか? ひょっとして、税金で出す割合を減らす事が目的ですか? それってつまり、「政府は国民の健康を守る仕事から手を引きたい」って事?
「民でやれる事は民で」なんて聞こえはいいけど、ガンガン増税しておいて、政府は仕事しないって、それは怠慢でしょう!!

「改革」って聞こえはいいかもしれないけど、現在良いものに手を加えてダメにするのって、「蛇足を加える」って言うんだよね。今度の医療制度改革は、まさにそんな感じ。

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